引っ越しの準備を始めると、驚くほどたくさんのゴミが出てきて途方に暮れてしまうことがありますよね。「これ、全部捨てられるのかな……」と不安になるのもしかたがありません。
結論から言うと、引っ越しのゴミは「早めの仕分け」と「処分方法の使い分け」さえ押さえれば、驚くほどスムーズに片付きます。
直前になって慌てると、回収日に間に合わなかったり、思わぬ費用がかかったりとトラブルになりがちです。
ここでは、なぜゴミが大量に出てしまうのかという理由から、事前の対策、具体的な処分方法までをご紹介します。自分に合ったやり方を見つけて、引っ越し準備をグッとラクに進めていきましょう。
引っ越しでゴミが「大量」に出てしまう理由
引っ越しは、普段は見ない振りをしていたモノまで一気に整理するタイミングです。想像以上にゴミが増えてしまうのには、いくつか理由があります。
長年眠っていた不用品が一気に見つかるから
押し入れやクローゼットの奥には、数年単位で使っていないモノが眠っているものです。
「いつか使うかも」と取っておいた季節家電や昔の書類、思い出の雑貨など、中身をすべて出してみると、今の自分には「もう必要ない」と判断できるモノが一度に可視化されます。
収納の隅々まで整理することになるから
家具の裏や棚の奥、ベッドの下など、普段は触らない場所も空にする必要があります。
すると、細かいガラクタや古い書類、壊れたまま放置していた小物などが次々と出てきます。
これまで積み重なった「生活の名残」が一度に表面化するため、ゴミの量も膨れ上がります。
家具や家電の買い替えが重なるから
新居の間取りに合わせて家具を新調したり、古くなった家電を買い替えたりするケースは多いです。
冷蔵庫や洗濯機、タンスといった大型のものは一つあるだけでも場所を取るため、体感的にも「大量のゴミ」という印象が強くなります。
梱包作業で資材のゴミが増えるから
荷造りを進める過程で、使い古した段ボールや緩衝材、ビニール袋などが次々と発生します。また、整理の途中で出てきた不要な収納ケースなども処分対象になるため、短期間で可燃ゴミや資源ゴミが山積みになってしまいます。
退去前の掃除で細かいゴミが出るから
キッチンや洗面所、ベランダなどを徹底的に掃除すると、使い切った日用品や期限切れのストック品などがどんどん集まってきます。
一つひとつは小さくても、家全体で見直していくと、最終的にはかなりのボリュームになります。
引っ越し前にやっておきたい!大量ゴミへの3つの対策
ゴミ問題は、直前になってから動くと負担が跳ね上がります。引っ越しが決まった瞬間に、少しずつ準備を始めるのが成功のコツです。
対策1:早めに「取捨選択」をスタートさせる
一気に家全体を片付けるのは大変ですので、場所を区切って進めるのがおすすめです。
「今週はクローゼット、来週はキッチン」と計画的に手放していけば、一度にゴミが溢れるのを防げます。
早めに動けば、売却や譲渡を検討する余裕も生まれます。
自治体のルールと回収日をチェックしておく
地域によって、ゴミの分別や回収スケジュールはかなり違います。
可燃・不燃だけでなく、資源ゴミや小型家電の扱いも事前に把握しておきましょう。
カレンダーに回収日をメモしておけば、出し忘れを防いで計画的に処分できます。
粗大ゴミの予約は真っ先に済ませる
多くの自治体で、粗大ゴミは事前予約制となっています。
特に引っ越しシーズンは予約が埋まりやすく、希望日に出せないことも珍しくありません。
日程が決まったら、まずは粗大ゴミの手続きを優先して進めておくと安心です。
大量のゴミを賢く手放す5つの処分方法
ゴミの量や種類に合わせて、いくつかの方法を使い分けるのが効率的です。
方法①:自治体の粗大ゴミ回収を利用する
一番のメリットは、費用を安く抑えられる点です。
地域のルールに従って処理券を購入し、指定の場所に出す手間はかかりますが、時間に余裕があるなら最も堅実な選択肢です。
方法②:リサイクルショップやフリマアプリで売る
まだ使える家具や家電は、捨てる前に売却を考えてみましょう。
出品の手間はありますが、処分代がかからないどころか、ちょっとしたお小遣いになるかもしれません。
方法③:不用品回収業者にまとめて依頼する
「とにかく時間がない」「量が多くて自分では運べない」という場合は、業者の出番です。
家の中から運び出してくれる上、分別も任せられることが多いため、最短ルートで部屋をスッキリさせることができます。
方法④:友人や知人に譲る
状態の良いものは、必要としている人に譲るのも素敵な選択です。
処分費用もかからず、モノを大切に使い続けてもらえるため、お互いに気持ちよく整理が進みます。
方法⑤:引っ越し業者の引き取りサービスを使う
業者によっては、引っ越し作業と同時に不用品を引き取ってくれるプランがあります。
当日までその家具を使える上、別途業者を手配する手間が省けるため、忙しい方には非常に便利なサービスです。
「自治体」と「回収業者」どっちを選ぶのが正解?
状況に合わせて選ぶのが一番ですが、迷った時の判断基準は以下の通りです。
- 費用を抑えたいなら「自治体」 時間に余裕があり、自分で指定の場所まで運び出せるなら、自治体回収が最もお財布に優しい方法です。
- スピード重視なら「回収業者」 「明日が引っ越しなのにゴミが山積み!」という緊急事態や、大型家具が多すぎて人手が足りない場合は、柔軟に対応してくれる業者が頼りになります。
- 回収できるものの違いに注意 自治体では家電リサイクル法の対象品(冷蔵庫・洗濯機など)や、処理が難しい特定の品目は回収してくれません。事前に公式HPなどで、自分の捨てたいものが対象に含まれているか確認しておくことが大切です。
引っ越し直前のゴミ出しで気をつけたい注意点
トラブルなく気持ちよく新生活を始めるために、以下の点には気をつけた方がいいです。
最終の回収日を逃さない
これだけは絶対に避けたい事態です。
特に燃えるゴミなどの最終日を逃すと、ゴミと一緒に新居へ移動することになりかねません。
スケジュール管理を徹底しましょう。
共用スペースに勝手に置かない
「明日回収だから……」とマンションの廊下などに放置するのはマナー違反です。
他の住人の迷惑になりますし、管理会社とのトラブルにもつながります。
退去立ち会い時は「空っぽ」が鉄則
管理会社による立ち会いの際、ゴミが一つでも残っていると追加の清掃費用を請求されることがあります。
前日までに、忘れ物がないか隅々までチェックしておきましょう。
危険物は別途処分する
スプレー缶や電池、ライターなどの危険物は、通常のゴミとは出し方が異なります。
引っ越し作業の忙しさで混同してしまわないよう、これらも早めに分けておきましょう。
【体験談】急な引っ越しで私が直面した「ゴミ出しの誤算」
ここで、私が実際に経験した「失敗談」を共有させてください。急に引っ越しが決まった際、計画性のなさが原因でかなり苦労しました。
まず、いざ捨てようと思った時には、自治体の粗大ゴミ回収日が引っ越し日までに一回もないことが判明。慌てて「なんでも屋」のような代行サービスを探しましたが、引っ越しシーズン(繁忙期)のため、どこも予約がいっぱいで断られてしまいました。
結局、家具類は「買い取り」ではなく、費用を支払って引き取ってもらう処分業者に依頼。出費にはなりましたが、引っ越し先へ無理に運ぶ輸送費よりは安く済んだのがせめてもの救いでした。
また、少しでも荷物を減らそうとフリマアプリにも出品しましたが、これが裏目に出ました。
- 時間がなくて売れ残る: 結局、処分しきれず新居へ持っていく羽目に。
- 焦って大幅値引き: 少しでも減らしたい一心で安売りしてしまいました。
- 発送の手間が負担: 荷造りで一番忙しい時期に、梱包や発送作業に追われ「普通に捨てたほうが楽だったかも……」と後悔しました。
最終的に、かなりの量の不用品を抱えたまま引っ越すことになってしまいました。
今振り返れば、「ゴミの回収日に合わせて、とにかく初動で『捨てるか残すか』を即決するべきだった」と痛感しています。
引っ越すことが決まったら、まずまっさきにカレンダーの「回収日」をチェックすることから始めてみてくださいね。
引っ越しのゴミ出しが大量についてまとめ
引っ越しで大量のゴミが出るのは、これまでの生活を一生懸命送ってきた証拠でもあります。
大切なのは、早めに少しずつ手を付け始めること、そして自分に合った処分方法を組み合わせることです。
早めに動けば動くほど、心にも時間にも余裕が生まれます。
この記事を参考に、スッキリと身軽な状態で、新しい生活のスタートを切ってください。

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