猫を散歩させてる人を見かけることが多くなってきたように感じます。
リードを付けての犬の散歩はごく一般的でしたが、猫にリードとは?と思われがちだったのはひと昔前のようですね。
実は、猫のお散歩には運動不足を解消したり、好奇心を満たしたりする効果があって、猫ちゃんにとっても飼い主さんにとっても良い経験になることがわかってきているんです。
この記事では、猫の散歩を始めた人の体験談を交えて、散歩を始めたきっかけや感じた効果などについて紹介します。
猫を散歩させる人が増えている理由
最近、リードをつけて猫ちゃんをお散歩させてる飼い主さんを見かけることが増えています。
以前は、散歩と言えば犬のイメージでしたが今じゃ猫ちゃんも飼い主さんと一緒に外を歩く姿が見られるようになってきました。
その背景には、「うちの猫にもっと楽しく健康に過ごしてほしい!」と飼い主さんの想いがあるのではないでしょうか。
猫を散歩させると、外の世界の刺激で好奇心が満たされて、ワクワク感がいっぱい。
家の中だけだとどうしても運動不足になっちゃうので、散歩は良い運動にもなるんですよね。
それに、リード付きのお散歩が普及してきたことで、猫が安全に外の空気を楽しめるようになったのもポイントとなっています。
もちろん、全ての猫が散歩好きというわけじゃないけど、「うちの子に新しい体験をさせてあげたいな」とか、「もっと絆を深めたい!」という気持ちが、多くの飼い主さんに猫のお散歩を始めさせるきっかけになってるようですね。
猫を散歩させたいと思ったきっかけ
猫を散歩させ始める理由は飼い主ごとにさまざまですが、共通しているのは「猫のために良いことをしてあげたい」という思いです。
いくつかの飼い主さんの猫散歩を始めたきっかけをご紹介します。
きっかけ1:猫が窓の外を眺めてばかりいる
ある飼い主さんは、愛猫が毎日窓の外をじっと見つめ、外の世界に強い興味を示している様子を見て「一緒に外に出てみよう」と決心したそうです。
実際に散歩を始めてみると、猫が新しい景色や匂いに興味津々になり、普段とは異なる表情を見せてくれるようになったとか。
散歩を通じて愛猫に新しい刺激を与えられることが、大きな喜びだと感じているそうです。
きっかけ2:運動不足の解消を図りたい
室内飼いの猫は、どうしても運動量が限られてしまいます。
特に高齢の猫や少し太り気味の猫の飼い主さんは、健康維持のために散歩を取り入れることがあります。
愛猫が気に入る散歩コースやリードの選び方に工夫しつつ、猫のペースに合わせて少しずつ散歩時間を伸ばすことで、運動量を増やす効果があるそうです。
きっかけ3:一緒に過ごす時間を増やしたい
猫との散歩は、飼い主と愛猫の絆を強める絶好の機会にもなります。
普段から仲が良くても、新しい環境で行動を共にすることで、猫との信頼関係がさらに深まったと感じる飼い主も多いようです。
外で新しい経験を共有することで、猫も飼い主に対する信頼感が増し、帰宅後もよりリラックスして過ごす姿が見られるという声もあります。
実際に散歩させてみて感じた猫の変化
実際に猫の散歩を始めた飼い主さんたちは、愛猫にさまざまな変化を感じたと話しています。
主な変化には、猫のメンタル面での向上や行動の変化が挙げられます。
変化1:猫の好奇心や活動性が高まった
外での散歩は猫にとっては新しい発見の連続です。
普段の室内生活では得られない自然の音や匂い、視覚的な刺激が豊富にあり、それによって猫の好奇心が大いに刺激されます。
ある飼い主さんによれば「散歩を始めてから、家にいるときでも以前より活発に遊ぶようになった」とのこと。
散歩で新しい刺激を受けることで、日常生活においても意欲的になるようです。
変化2:リラックスできるようになった
猫にとって、リードでの散歩は少し緊張を伴うものかもしれませんが、外出によって日頃のストレスが軽減される効果もあるようです。
ある猫は、散歩をすることで室内に戻った後も落ち着いて過ごすようになったといいます。
日常の単調な生活から少し離れて外に出ることで、猫にとってもリフレッシュ効果があるのかもしれません。
変化3:飼い主への信頼感がさらに高まった
散歩は飼い主と猫が新しい環境で互いを頼りにする時間でもあります。
外の世界にいるとき、猫は自然と飼い主の近くにいることを選び、信頼の証である「アイコンタクト」をとることも増えるそうです。
ある飼い主さんによれば「散歩をするようになってから、普段でも呼ぶとすぐ来てくれるようになった」と感じているようです。
散歩を通してお互いの絆がより深まった結果といえますね。
猫の散歩で気をつけたいポイント
猫の散歩は楽しい体験ですが、猫にとって安全で快適なものにするためには、いくつか注意が必要です。
ポイント1:適切なリードとハーネスを選ぶ
猫には犬用の首輪やリードは向きません。
猫専用のハーネスを使い、体にフィットしていることを確認しましょう。
実際に散歩させている飼い主の中には、フィット感が甘く脱走されたという体験談もあるため、必ず安全性をチェックしましょう。
慣れるまでは、ハーネスをつけたまま室内で歩かせてみると良いです。
ポイント2:静かな場所を選ぶ
猫は繊細で、車の音や人通りが多い場所ではストレスを感じやすい動物です。
最初は静かで人の少ないエリアを散歩コースとして選ぶと良いでしょう。
大きな音や急な刺激を避けることで、猫もリラックスしやすくなります。
ポイント3:猫の様子をよく観察する
外の世界は、猫にとっては慣れない場所。
散歩中は猫の行動や表情をこまめにチェックし、恐怖や不安の兆候があればすぐに中断しましょう。
たとえば、しっぽが下がっている、耳が後ろに向いているなどのサインは警戒の表れです。
無理せずに一旦家に戻るなど、猫のペースを尊重することが大切です。
ポイント4:外に出る時間を少しずつ延ばす
最初から長時間の散歩を試みるのは避けましょう。
猫の体調や気分に応じて、まずは短時間の散歩から始め、慣れてきたら徐々に時間を増やしていきます。
猫が慣れてくると、自分から「外に出たい」という素振りを見せることもあるようです。
まとめ
猫を散歩させる飼い主が増えている背景には、猫に新しい刺激を与えたい、運動不足を解消したい、猫との絆を深めたいといった飼い主の想いがありました。
猫の散歩はすべての猫に向いているわけではありませんが、外の世界への好奇心が強い猫にとっては、心身の健康やリラックスにつながる良い刺激になります。
実際に散歩を始めた飼い主さんは、猫の行動や態度にポジティブな変化を感じているようです。
ただし、猫の散歩は安全を最優先にし、静かな場所を選んだり、猫のペースに合わせることが大切です。
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