DIYや工作、手芸の時に役立つ便利なツールのグルーガンですが接着できないものは何があるのでしょうか？
ダイソーなどの100均でも買えるという手軽さもあって、グルーガンはもの作りのときに手放せません。
便利なグルーガンを使いこなすためにも、接着できないものや相性のいいものなど得意・不得意な素材を確認しておきましょう♪
グルーガンで接着できないものは？
グルーガンは熱で溶かしたグルースティックを素材に塗り、それが冷えて固まるときの固着力を利用することで接着が可能となります。
グルースティックそのものに粘着性がないので、接着できないもの・くっつきにくいものがあります。
つるつるしているもの
グルーガンで接着できない・接着しにくいものは表面が滑らかな材料であり、
- 金属
- ガラス
- プラスチック
- ゴム
などは接着しにくいといえます。
完全に接着できないわけではありませんが、重い物や負荷がかかるものには適していません。
プラスチックの表面は平らで滑らかなものが多く、グルーガンの接着効果が低いため簡単にはがれる可能性があります。
キッチン下の収納作ろうと思ったけどグルーガンじゃつかないとか…(´ฅωฅ｀)
瞬間接着剤かな…？ pic.twitter.com/nTPPjwYdpO— *｡🥀れ͜͡も͜͡ま͜͡ろ͜͡ ✩︎ (@remo_maro) November 16, 2020
重く表面が滑らかなために金属もグルーガンとは相性が悪く、接着しても簡単にはがれてしまいます。
同様に、ガラスも滑らかな面のものは接着してもはがれる可能性が高いです。
グルーガンで接着できる素材は？
グルーガンは基本的には多くの材料で使用できます。
- 紙
- 布
- 革
- フェルト
- 木材
- 発泡スチロール
など幅広い素材に接着できます。
紙や布はグルーガンとの相性は良好です。
軽く、でこぼこした表面を持っている素材であれば溶かしたグルースティックが表面の凹凸にしっかりと固着して接着できます。
フェルトを使ったり、布と布を使った手芸ではグルーガンが活躍します。
イベントなどの簡易的なものであればグルーガンを使ったほうが縫うよりもずっと時短になるのでおすすめです！
グルーガンを使った手芸は縫うより簡単です。
サクサクつくれるので、小物などをたくさん作る場合にとても便利です！
接着するがはがれやすい場合もある
衣類など、布の接着にグルーガンを使用した場合、洗濯を繰り返すと接着が弱まるでしょう。
また、比較的接着しやすい木材同士でも、棚板を固定する場合などはあまり頼りになりません。
木材とグルーガンは比較的適しています。グルーガンのグルースティックは水に強い強度を持っていますが、木材は湿気を吸収し、膨張および収縮するため、長期間経過後には剥がれる可能性があります。
また、接着時には表面の清潔さも重要です。
ホコリや木くず・糸くずなどが付いていると、グルーガンの接着効果が弱まります。
接着する前にきれいにふき取っておくことが必要です。
グルーガンの強み
素材によっては接着しにくいものやはがれやすいこともあるグルーガンですが、強みを活かすことでもの作りが楽にできます。
接着スピードがはやい
グルーガンの利点の一つは、接着の速さです。
わずか数十秒で固まり、作業がスムーズに進むでしょう。
微調整が必要な場合でも数十秒の余裕があるので、DIYや手芸に適しています。
接着はまあまあ強い
グルーガンの接着力は比較的強いほうと言えるでしょう。
プラスチックなどの滑らかな素材では接着力が低くなることもありますが、布には強力な接着力を発揮します。
ただし、長時間の負荷をかける場合は接着が弱まる可能性があるため、注意が必要です。
小物の装飾、例えば「リースに松ぼっくりをくっつける」などには問題ありません。
グルーガンの接着強度はメーカーによって異なる
使用するグルースティックの強度はメーカーによって異なります。
融点が低いタイプ（120-130度）はプラスチックの接着に適していますが、強度が低いという欠点があります。
一方、融点が高いタイプ（160-230度）は強度が高く、耐久性が必要となる場合に向いています。
わずらわしい液だれを防ぎたいならこれ。
溶かしたグルースティックの切れの良さで選ぶならこれ。
高温タイプ。
グルーガンのデメリット・弱み
グルーガンのデメリットとしては強度が弱いことがあげられます。
接着力はあるけれど強度が弱いので、仮止めとしては便利に使うことができます。
反対に、強力な接着が必要な場合には他の接着方法を検討することをお勧めします。
まとめ
グルーガンは溶かしたグルースティックで素早く素材を接着できるので、幅広い素材に使用することができます。
つるつるしたプラスチック・ガラス・金属やゴムなどは接着しにくいですが、強度を求めない仮止めであれば使うこともできます。
つるつるしていない素材であっても、耐久性はあまり期待できないので、仮止めとしてグルーガンを使用する分には十分な強度を発揮します。
グルーガンはさまざまなメーカーから販売されているので、使い道に合わせて機能や温度などにこだわったものを選ぶのがおすすめです。
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