ごぼうを天ぷらにしたら緑になってびっくり。
初めてだと、「これって食べても大丈夫なの?」と心配になりますよね。
この現象はごぼう特有の変色であり、原因や安全性を理解すれば安心して食べることができます。
この記事では、ごぼうが緑色に変色する理由や、変色した場合に食べても安全かどうかを解説しています。
ごぼうが緑色に変色するのはなぜ?
ごぼうを調理すると、緑色に変わることがあります。
この現象は特に驚くことではなく、主にポリフェノールの一種である「クロロゲン酸」がアルカリ性と反応したものによります。
こんにゃくと一緒に調理すると、かなりの確率で緑色に変色するので、気になる場合は一緒にしない方がいいでしょう。
変色後の色はかなり鮮やかな緑色。
着色した?というくらいきれいに色が出るので、さすがにびっくりしますよね。
こんにゃくとごぼうを一緒に煮たら汁が緑色になってびっくり。
調べたら、こんにゃくの凝固剤?石灰?とごぼうのクロロゲン酸という成分が反応して緑に変色するらしいです。
知らなかった…
(食べても無害だそうですが、若干怖い気も) pic.twitter.com/0qtEyVaKjR— さんぴん茶 (@richter_liIy) December 1, 2014
ごぼうの天ぷらをするときに重曹を使ったせいで、緑色になってびっくりしました。
緑色に変色したごぼうは食べられるの?
ごぼうが緑色に変色すると「食べても大丈夫?」と不安になる方も多いかと思いますが、食べても問題ありません。
緑色の変色は、アルカリ性の影響によるものであり食中毒や健康に害を及ぼすものではありません。
特に注意が必要な変色ではないため、風味や食感が気にならなければそのまま料理に使っても安心です。
ただ、変色が激しくなると多少風味が変わることがあるため、味にこだわる場合は早めに使うことをおすすめします。
変色を防ぐための保存・調理のポイント
ごぼうの緑色変色を防ぐためには、アルカリ性の食材と一緒に調理しないことです。
こんにゃくや重曹と一緒に調理すると、緑色になりやすいです。
ですが、ごぼうとこんにゃくは“豚汁”などのように一緒に使う料理があります。
そんな時はごぼう、こんにゃくを別々にアク抜きすることで、緑色に変色することを防げます。
重曹なしでサクサクのごぼうの天ぷら【レシピ】
ごぼうの天ぷらが緑色に変色するのは、重曹がごぼうの成分に反応して色が変わるためです。
変色を防ぎたい場合、重曹を使わないレシピをで作ってみてください。
【材料】
– ごぼう 1本(細切りや斜め切りにする)
– 薄力粉 100g
– 冷水 120ml
– 塩 ひとつまみ
– 揚げ油 適量
- 【作り方】
ごぼうを切ったらすぐに水にさらし、アクを抜きます。これで変色を防ぐ効果があります。 - ボウルに薄力粉、冷水、塩を入れて混ぜ、衣を作ります。冷水を使うとサクッと揚がります。
- ごぼうを衣にくぐらせ、180度の油でカリッと揚げます。
この方法で、ごぼう本来の色ののままサクサクのごぼうの天ぷらが楽しめるはずです!
まとめ
ごぼうが緑色に変色しても食べても問題ありません。
変色の原因は主にポリフェノールの一種であるクロロゲン酸とアルカリ性の影響によるもので、見た目に変化があるだけで健康に害はありません。
ただし、変色を防ぎたい場合は、あく抜きをしたり酸性の調味料を使ったりすることで効果的に対応できます。
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