夜寝るとき、猫と一緒に寝ない方がいいのか一緒に寝てもいいのかについてお伝えします。
猫ちゃんが布団に入ってきて一緒に寝てくれる、というのは憧れるシチュエーション♪
ただ、猫は気まぐれなので一緒に寝ようと誘っても強制したとしても無理なものは無理!!
望んでも一緒に寝てもらえるかは猫次第ですが、猫と一緒に寝てもいいのか一緒に寝ないほうがいいのかはたまた一緒に寝てはダメなのか、メリットデメリットについて調べてみました。
猫と一緒に寝ない方がいい!?寝不足や押し潰しの危険性(圧死)も
猫と一緒に寝ない方がいい理由、寝てはダメな理由はいくつかあります。
- 人間が寝不足になる
- 猫を潰してしまう危険がある
- 猫から病気をもらってしまうリスクがある
- 猫が飼い主から離れられなくなってしまう
猫と一緒に寝ると寝不足になる
猫や犬などのペットは基本的に人間とは生活リズム、睡眠リズムが違います。
夜行性の猫は深夜や明け方に活動的になる動物なので、猫と一緒に寝ることで飼い主が睡眠不足・寝不足になるケースがあります。
夜活動的になった猫は、寝ている人にちょっかいを出してきます。
じゃれつくだけならマシですが、狩りの練習で引っ掻かれたり噛みつかれたり後ろ足でけりまくられることも。
確かに、夜中に足に飛びつかれて引っ掻かれて何度も起こされます
特に飼い主に構ったりしなくても、猫の動く音や食事をする音で目が覚めてしまうこともあります。
夜中に起こされるくらい猫が可愛ければイイ!という人もいますが、寝不足は体調不良という形で悪影響になる可能性があります。
一緒に寝て寝不足になった時の対応策【実体験】
夜寝るときはおとなしく誰かの布団の上で寝ていたんですが、夜中になると走り回って障子を破いたり人の足に襲い掛かる毎日。
数時間で起こされるので連日寝不足になりました。
どうにもならないので、夜寝るタイミングでケージに入ってもらうようにしました。
それでも夜中にはニャーニャーと鳴きだすので、そのタイミングで一度ケージから出して自分は寝直し。
そこで(猫が)おとなしく寝るならそのまま、暴れるようなら再度ケージに入ってもらう、というようにしました。
その結果、私たちの就寝時はおとなしくケージ内で寝て、夜中に起きてケージから出ても誰かの布団の上で寝てくれるようになりました!
猫を潰してしまう危険がある
愛猫が一緒のお布団に入って寝てくれるというのは幸せなことですが、注意が必要です。
飼い主さんと猫ちゃんの体格にもよりますが、人が寝返りをしたときに横にいる猫の体を押しつぶしてしまう可能性があります。
骨折や脱臼をさせてしまうこともあり、最悪の場合は圧死させてしまうこともあるので想像以上に危険です。
寝相が悪い自覚のある人や体の大きい人、子猫の間などは猫と一緒に寝るのはやめておくに限ります。
感染症・病気をうつされる危険
動物から人に病気がうつることがあります。
ダニやアレルギー、いろんな感染症を猫からもらってしまう危険性があります。
寝ているときに鼻を舐められたことがありますが、猫の唾液が口に入ることによって感染することもあるので口周りが無防備なのは危険ですね
飼い主と離れられなくなる
寝るときにべったりいつも一緒というのに慣れすぎると、猫が飼い主なしではおとなしく寝ることができなくなる可能性があります。
飼い主から離れられなくなると困ること
- ペットホテルに預けることができない
- 災害時ペットと避難所生活ができない
離れていると猫がおとなしく夜を過ごないというのは困ったことです。
すでに一緒に寝ている場合は、たまには離れていても寝られるようにしておく方がいいかもしれません。
すでに一緒に寝ている場合は
少しずつでも飼い主と離れていても寝られるように訓練しておきたいですね。
猫がケージやキャリーですごせるようにしたり別々の部屋で寝るようにして、日ごろから慣らしておくといいのではないでしょうか。
ちょっとずつ慣らしていくことが重要です。
いきなりケージにいれたり別の部屋で寝てしまうと、猫にとってストレスになるので危険です。
猫と一緒に寝てもいい?一緒に寝るメリット
デメリットがいくつもありますが、猫と一緒に寝るメリットもたくさんあります。
猫と一緒に寝るメリットは
- 癒やされる
- 親密度がアップする
- 温かく寝ることができる(寒い時)
- 何かあった時にすぐ対応できる
などがあります。
癒される
猫は見ているだけでも癒されますが、一緒に寝ているとさらに癒し効果がアップします。
モフモフと一緒に寝るなんて、猫が近づいてきてくれない人からすると憧れ以外のなにものでもありません。
親密度アップ
一緒に寝るから親密度が上がるのか親密度が高いから一緒に寝てくれるのか、というはなしだったりしますが、猫と一緒に寝るということは仲良し度が高い証拠です。
飼い主家族の中でも一人としか一緒に寝ないということもあるので、選ばれた人は最高に幸せなんじゃないでしょうか。
うちの猫は家族全員の寝床を徘徊しているから、親密度よりも居心地がいいところを選んでいる気もしますが…
猫は温かい
寒い冬に猫が布団の中に入ってきてくれて一緒に寝てくれると、とんでもなく温かいです。
一晩中添い寝してもらいたい気分になりますが、ずっと同じところにいてくれるとは限りません。
少し触れているだけでもめちゃくちゃ温かい天然湯たんぽなので、猫と一緒に寝ると最高に心地が良いです。
何かあった時にすぐ対応できる
一緒に寝ていることで愛猫に非常事態が起きたときでも対応ができます。
トイレに出たり入ったりする、吐く、などいつもと違う様子があればすぐにわかります。
また、猫は具合が悪くなると暗くてせまいところにじっとうずくまります。
体調が悪くなると一緒に寝ようとしないことが多いので、『なにか変だな』と気づくことができます。
猫と一緒に寝るときの注意点
猫と一緒に寝ない方がいいのか、悪いのかはそれぞれ猫と飼い主さんによって違いますが、一緒に寝るのであれば注意する点があります。
- アロマなどの香りはダメ
- 寝具や寝室を清潔にする
猫にアロマは有害です。
1人で寝ていた時は寝るときにアロマオイルを使用していたとしても、猫を飼うならアロマは封印しておきましょう。
寝具や寝室を清潔にするのは猫がいなくてもやるべきことですが、猫と一緒ならさらに清潔にするように心がけましょう。
さいごに
猫と一緒に寝る、猫と一緒の部屋にいることはかなりの癒し効果があります。
一緒に寝ようとするということは猫にとっても、安心して穏やかな気持ちでいられるということ。
デメリットもありますがメリットもあるので、生活スタイルに合わせて一緒に寝られるように環境を整えてみてはいかがでしょうか。
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