学級閉鎖になると、子どもが通っているスイミングや塾などの習い事に行かせるべきか、そもそも行ってもいいかどうか悩んでしまいますよね。
学級閉鎖は、学校内で感染が広がることを防ぐための措置ですが、習い事も同様に休んでおくべきなのでしょうか。
この記事では、学級閉鎖中に習い事に通わせる場合のリスクや参加させてもいいのかについて解説していきます。
学級閉鎖中にスイミングや塾など習い事に通うリスクとは?
感染予防のためには自宅待機が基本ですが、習い事を休むかどうかの判断は難しいところです。
施設内での接触感染・飛沫感染のリスク
スイミングスクールや塾では、子ども同士やスタッフとの接触が避けられないシーンもあります。
例えば、スイミングスクールではプールそのものによる感染リスクは低いとされていますが、更衣室や待合室での接触が感染源となる可能性があります。
塾では授業が終わった後の休憩時間や自習室などで友達と集まる機会が増え、距離が近くなることで飛沫感染のリスクが高まることも。
移動中のリスク
また、習い事に向かう途中での感染リスクも考慮が必要です。
特に公共交通機関を使う場合、他の人との接触や密集した空間に長時間いることになります。
多くの人が触る場所に触れたり、密閉された空間にいることで、感染のリスクが上がることもあります。
家族全体への影響
感染のリスクは子どもだけでなく、家族全体にも影響します。
例えば、習い事に通うことで感染し、家に帰ってきてから家族にうつしてしまう可能性もゼロではありません。
特に、高齢者や持病のある家族がいる家庭では、このようなリスクも含めて判断することが重要です。
学級閉鎖中の習い事のメリット
学級閉鎖中に習い事に通うことにはメリットもあります。
特に、スイミングや運動系の習い事は、健康維持やストレスの発散に効果的です。
体力維持と健康促進
自宅待機が続くと、子どもたちの運動不足が心配ですよね。
スイミングなどの運動系の習い事は、普段通りの運動量を維持し、体力を落とさないために役立ちます。
特に、学級閉鎖中のような不規則な生活になりがちな時期は、スイミングやダンスなどでリズムを保つことが、体調管理にも役立ちます。
気分転換と心の健康
学級閉鎖によって学校に行けない日が続くと、子どもたちのストレスがたまりやすくなります。
塾やスイミングは、普段通りの生活感を少しでも取り戻す場にもなります。
また、塾に通うことで友達と会話をしたり、新しい知識に触れることが心のリフレッシュに繋がり、家での孤立感を和らげることができます。
学級閉鎖のクラス在籍の場合は受け入れ拒否?
スイミングスクールなどでは学級閉鎖中のクラスの在籍者は受け入れができないという方針のところがあります。
習い事に行っても参加を拒否され、返されてしまうということも。
習い事のスクール側としても、感染拡大を防ぐためにも参加拒否をするしかない、というのは仕方なのないことです。
スクール(塾)側の都合とまではいきませんが、そういう場合はたいてい“振替えの授業”があるので、学級閉鎖が終了してから参加するようにしましょう。
学級閉鎖中は習い事に行く?行かない?
結局、リスクと利点を踏まえてどう判断すればいいのでしょうか?
いくつかのポイントを参考にしてみてください。
施設の感染対策の確認
習い事先では、感染対策がどの程度行われているかを確認することが大切です。
スイミングスクールや塾では、手指の消毒や定期的な換気、人数制限などが行われているかどうかをチェックしましょう。
安心して通えるかどうかの判断材料になります。
他の家庭との意見交換
同じクラスの家庭や、通っている習い事先の他の親御さんの意見を聞くのも良いでしょう。
周りのご家庭がどのような判断をしているか、情報交換することで、安心して判断できることもあります。
家庭内のリスクについて考える
感染リスクに対して、家庭がどれくらい許容できるかも判断のポイントです。
例えば、家族に高齢者がいたり、持病を持つ方がいる場合は慎重に判断することが求められます。
また、体調が優れない場合や不安が強い場合は無理をせず、家庭でできる代替の活動も検討してみましょう。
まとめ
学級閉鎖中にスイミングや塾などの習い事に通うかどうかの判断は、リスクとメリットをよく比較して家庭の状況に合わせて選ぶことが大切です。
感染予防のために行かない選択もありますが、気分転換や体力維持のために続ける価値もあります。
最終的には、習い事先の感染対策を確認し、周囲の状況を踏まえたうえで、安心できる判断をすることがポイントです。
学級閉鎖中も、子どもたちが少しでも楽しく健康に過ごせるような選択を考えていきましょう。
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