台風の去ったあとは壊れた傘が放置されていたり、とんでもないところに捨ててあったりします。
実際、壊れた傘って意外と捨てるのに悩むんですよね。
ゴミの分別も自治体によって異なるし、かさばるのでゴミ袋に入れてそのまま出すというのは難しい場合もあります。
そこで、傘の処分をスムーズにするために事前にいくつか確認しておくと便利なポイントをまとめました。
傘の捨て方は分解が必要でも意外と簡単なので、一度覚えておくと便利です!
壊れた傘を捨てる前のチェックポイント
「傘はどのゴミとして出すのが正しいか」 を確認することが大切です。
傘は地域によって「粗大ゴミ」「燃えないゴミ」「小型家電」など分類が異なります。
たとえば、一部の地域では傘を粗大ゴミとして出す必要がありますが、他の地域では燃えないゴミとして収集日に出せる場合もあるので、自治体のホームページで確認してみましょう。
また、傘の処分方法について「金属部分の取り外しが必要」などとされている地域もあります。
分別がしっかりされていると回収される際もスムーズで、環境負荷も減らせるのでできる範囲で分解しておくのもおすすめです。
傘を分解するメリットと必要な道具
傘を分解して捨てると、見た目のサイズがコンパクトになりゴミ袋のスペースも節約できます。
また、金属部分と布部分を分けることでリサイクルや分別もスムーズに進むため、回収後の処理も簡単になります。
必要な道具
傘を分解する際に役立つ道具は以下の通りです。
- ハサミ:布やプラスチック部分を切り離すのに便利
- ペンチ:金属の骨組みを外すのに使用
- ドライバー:持ち手部分にネジがついている場合に便利
分解は手軽に行えますが、安全面に配慮して滑らないグリップの道具を選ぶことや、十分に明るい場所で作業することが大切です。
ケガをしないためにも、軍手や作業用の手袋を付けた方がいいですよ。
傘を分解する基本の手順
傘の分解の基本的な手順は、骨組みを布と分けていく形です。
- 布を外す
ハサミで布を骨組みから切り離します。布が完全に外れるまで丁寧に切り進めましょう。 - 金属部分を取り外す
骨組みの先端部分や中央の留め具が外せる場合は、ペンチを使ってゆっくり引き外します。力を入れすぎると飛び散ることがあるので注意してください。 - 持ち手部分を外す
持ち手は、プラスチックや木材のことが多いです。ドライバーやペンチを使って丁寧に外していきましょう。分解が難しい場合は、持ち手をつけたままでも構いません。
このように分解すると、金属部分、布部分、持ち手と分かれます。
これで分別して捨てやすくなります。
自治体ごとの傘の捨て方ルールを確認
傘を分解したら、次は自治体ごとのゴミ捨てルールに合わせて処分します。
傘は自治体によってゴミの種類が異なることがあるので、以下のような方法で確認しましょう。
- 自治体のホームページをチェック
自治体のゴミ分別ページには、各アイテムごとの処分方法が詳しく書かれています。インターネットが利用できる環境であれば、まずここで調べてみるとよいでしょう。 - 分別アプリを利用
最近は「分別アプリ」が各自治体から提供されています。スマホにダウンロードしておくと、捨て方がわからないときもすぐに検索できるので便利です。
分解した傘のパーツを分別して処理
傘を分解したあとは、パーツごとに分別して捨てていきます。
- 金属部分:通常は「不燃ゴミ」として回収されますが、場合によっては金属リサイクルに出せることもあります。
- 布部分:ビニールやナイロン製のものは「燃えるゴミ」として扱われることが多いです。素材によっては不燃ゴミとして指定されている場合もあるので、こちらも自治体の分別ルールを確認してください。
- 持ち手部分:プラスチックや木の持ち手は、素材に応じて「燃えるゴミ」や「不燃ゴミ」として処分します。
傘を捨てる際の注意点と環境に配慮したアイデア
傘の捨て方で注意したいのは安全面です。
金属の骨組みなどがむき出しになっているとケガの原因になるので、鋭利な部分はテープで巻いておくと安心です。
また、環境に配慮したい場合はリサイクルやリユースも考えてみましょう。
たとえば、布地をバッグにしたり持ち手部分をDIY素材にすることで、傘をアップサイクルすることもできます。
簡単な分解で捨てやすくなるとともに、使える部分を再利用するのも環境に優しいですね。
お気に入りの傘を捨てるのが寂しいときは、布地の部分を残しておいたり布地の部分をコピーしたり撮影しておくといいかもしれません。
コメント