自転車の赤切符1回目ってどうなるの?前科がつくこともある? | ご機嫌な暮らし
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自転車の赤切符1回目ってどうなるの?前科がつくこともある?初回違反の影響と対応について

自転車赤切符1回目 生活

自転車に乗る際に注意しなければならないのが、当然のことですが交通ルールを守ること。

子どもでも公道を走ることができるので、車やバイクに比べて自由な印象を持たれがちな自転車ですが、実は法律上もしっかりとした規制があります。

中でも違反行為に対して交付される「赤切符」は、近年より厳格に取り締まられるようになりました。

この記事では、初めて赤切符を受け取った場合の対応やその影響について詳しく解説します。

赤切符とは?

まず「赤切符」とは、交通違反を犯した際に交付される切符の一種です。

その名の通り赤い色の用紙で、重大な違反に対して交付されるものです。

 

特に自転車の場合、違反が発覚するとその場で警察官から交付されるので、後日郵送されることはありません。

違反が現場で即座に記録され、厳正な対応が求められることとなります。

 

赤切符が交付された場合の流れ

赤切符を交付されると一般的には以下の手続きが進行します。

警察による捜査

まず、違反内容に基づいて警察が捜査を行います。

この捜査内容は、違反者の行動や現場での状況などが詳細に調査されます。

検察官への送致

捜査の結果、必要があると判断されれば検察に送致されます。

この時点で、違反者は正式に裁判手続きに入ることになります。

起訴

検察官が起訴を決定すると、裁判所にて審議が行われます。

ここで違反者が違法行為を犯したと認められれば、裁判で罰金やその他の処罰が決定されます。

裁判所への出頭

裁判が行われる場合、違反者は裁判所に出頭する必要があります。

出頭しない場合、罰則が重くなることがあるため、必ず指示に従うことが求められます。

 

初回違反で前科がつくのか?

自転車は車やバイクと異なり免許制ではありません。

そのため、車両での違反に対して設けられている「青切符」制度が自転車には適用されません。

結果として、自転車の重大な交通違反には直接「赤切符」が交付され、場合によっては刑事罰に発展する可能性があります。

 

しかし、初回の赤切符で即座に前科がつくかというと必ずしもそうではありません

前科がつくのは、裁判で有罪判決が下された場合です。

そのため、初めての違反であっても裁判の結果によっては前科がつくリスクはあるということです。

 

罰金やペナルティについて

一回目の赤切符に関しても、違反の内容や状況に応じて罰金やペナルティが科される可能性があります。

例えば、信号無視や酒酔い運転など、他人の安全を脅かすような重大な違反行為の場合、初犯であっても罰金が科されることがあります。

具体的な罰金額は、違反の種類や場所や状況によって異なりますが、数万円に及ぶことも珍しくありません。

特に、飲酒運転などの危険行為では、刑事罰として5年以下の懲役や100万円以下の罰金が科されることもあります。

 

警視庁による強化取り締まり

近年、警視庁は自転車の取り締まりを強化しており、特に以下の4つの違反行為に対しては厳しく対応する方針を示しています:

  1. 信号無視
  2. 一時停止無視
  3. 右側通行
  4. 歩道での徐行を怠る走行

これらの行為に対しては悪質な場合には赤切符が交付されることがあり、裁判を経て刑事罰が科される可能性があります。

 

赤切符の対象となる違反行為

自転車に乗る際に気をつけるべき違反行為は信号無視や一時停止無視だけではありません。

具体的には、以下のような行為も重大な違反とされ、赤切符の対象となることがあります:

  • 遮断機が降りている踏切に立ち入る
  • 指定された場所での一時停止を守らない
  • 歩行者を妨害するような無謀な運転
  • ブレーキの不良自転車での運転
  • 酒酔い運転
  • スマートフォンの操作やイヤホンを使用しながらの運転

これらの違反行為は安全を脅かす危険性が高く、初回であっても厳しい処罰が科される可能性があります。

 

赤切符を受け取った後の対処法

万が一赤切符を交付されてしまった場合、冷静に対処することが重要です。

まず、指定された期日までに裁判所に出頭し、罰金を支払う必要があります。

支払いが遅れると、さらに重い処罰が科される可能性があるため、早めの対応が求められます。

 

また、再発を防ぐためには交通ルールの再確認と安全意識の向上が不可欠です。

交通安全講習を受けるなどして、日常的に安全な運転を心がけることが大切です。

 

自転車の交通違反にも「青切符」が導入

2024年5月17日、改正道路交通法が可決・成立しました。
この法律では、自転車の交通違反に対して「青切符」を発行し、反則金を支払う仕組みが新たに導入されることが決定しました。

「青切符」とは?

「青切符」とは、主に軽い交通違反に対して発行される切符で、違反者は反則金を支払う義務があります。

今までは主に自動車やバイクに適用されていましたが、今回の改正で自転車にも適用されるようになります。

対象となる自転車の違反行為

自転車が「青切符」の対象となる違反には、以下のようなものがあります。

  • 信号無視:赤信号を無視して進む行為
  • 運転中のスマートフォン使用:自転車を運転しながらスマートフォンを操作する行為
  • その他危険運転行為:注意を怠る行為や、歩行者を危険にさらすような運転

これらの違反行為をすると「青切符」が発行され、反則金を支払わなければなりません。

 

実際に導入されるのはいつ?

この改正道路交通法は、今後2年以内に施行される予定です。

つまり、2024年から2026年の間に、実際に「青切符」が自転車の交通違反に対して発行されるようになります。

 

まとめ

自転車の赤切符についての重要なポイントをまとめました。

自転車は手軽で便利な交通手段ですが、交通ルールを守らないと重大な処罰が待っています。

特に、警視庁が取り締まりを強化している「信号無視」「一時停止無視」「右側通行」「歩道での徐行無視」といった行為は、赤切符の対象となるため、特に注意が必要です。

違反をしてしまった場合は、冷静に対応し、再発防止に努めましょう。

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