洗濯機は毎日使用する家庭の必需品。
衣類をいつも清潔に保つためには欠かせない大切な家電ですが、定期的なメンテナンスが必要です。
そこでよく行われるのが「オキシクリーン」での洗濯機の掃除です。
様々な汚れをしっかりと落とすことで人気がありますが、一方で「オキシクリーンを使うと洗濯機が壊れるかもしれない」といった心配の声も上がっています。
ここではオキシクリーンを使った洗濯機清掃で壊れるというのが本当なのか、オキシ漬けのデメリットや正しいやり方を詳しく見ていきましょう。
オキシクリーンで洗濯機が壊れる？
結論から言うとオキシクリーンを使った洗濯機清掃は、適切に行わないと洗濯機を故障させるリスクがあります。
特に、以下のような理由で洗濯機が壊れる可能性が指摘されています。
- 排水ホースや排水管の詰まり…オキシクリーンを使用した際に大量の泡が発生し、それが排水ホースや排水管に詰まることがあります。泡が逆流することで、洗濯機の正常な動作が妨げられ、故障に繋がる場合があります。
- オキシクリーンの溶け残り…粉末状のオキシクリーンは、お湯でしっかりと溶かさないと洗濯機内部に溶け残り詰まりを引き起こす原因となります。特に、適切な分量を守らずに使用すると溶け残りが増え、洗濯機の故障を招くことがあります。
- ドラム式洗濯機との相性の悪さ…ドラム式洗濯機はその構造上、オキシクリーンの使用が推奨されていません。ドラムが斜めになっているため、オキシ漬けの際に洗浄ムラが生じやすく、全体を均一に洗浄することが難しいのです。また、長時間放置すると、内部のパーツが腐食するリスクもあります。
オキシクリーンで洗濯機洗いの注意点
オキシクリーンを使用する際には、いくつかの重要なポイントに注意する必要があります。
これを守らないと、洗濯機の洗浄にオキシクリーンを使うのがデメリットとなってしまいます。
特に以下の点に気をつけることで、洗濯機の故障を防ぐことができます。
溶かし方と使用量の確認
粉末のオキシクリーンは、必ず40℃～60℃のお湯で完全に溶かしてから使用しましょう。
また、使用量が多すぎると泡や溶け残りが増え、トラブルの原因となります。
取扱説明書に従って適切な量を守ることが大切です。
時間管理
オキシクリーンを使用して洗濯機を漬けおきする際は、長時間の放置を避けましょう。
特にドラム式洗濯機の場合、内部パーツの腐食や変色のリスクが高まります。
一定時間以上の漬けおきは避け、時間をしっかりと管理することが必要です。
泡の管理
使用中に過剰な泡が発生する場合は、使用量を見直す必要があります。
過剰な泡は排水経路を詰まらせる原因となり、最終的には洗濯機の故障に繋がることがあります。
バツグンの汚れ落ちで人気の“アメリカ製”オキシクリーンですが、泡立ち過ぎてドラム式洗濯機を詰まらせてきます。
あえて中国製を使うことが重要です。
コストコのオキシクリーンはアメリカ製でドラッグストアとかで見るのは中国製ですね。違いは泡立ち方だと聞きました。(アメリカ製の方が泡立つ)ドラム式洗濯機とかで使う時は泡立ちすぎると故障のおそれがあるので中国製の方が良いとのことです。
— Cecil@まるち (@cecil_macraigor) July 28, 2019
メーカーの推奨について
一部の洗濯機メーカー、特にパナソニックや日立では、オキシクリーンのような酸素系漂白剤の使用を推奨していない場合があります。
他のメーカーでも、特定の製品では酸素系漂白剤の使用を避けるように指示していることがあるため、使用前に必ず取扱説明書を確認することが重要です。
やばい、洗濯槽洗浄かけようと思ってオキシクリーン溶かしてスイッチ押してから、「この洗濯機には塩素系クリーナーを使ってね」って説明書に書いてあることに気づいた…
(泡がいっぱい出るから故障のリスクがある機種もあるようです)
次から気をつけるから今回は耐えて…がんばって…！！！！— ねごと (@EjtH2) August 8, 2024
オキシクリーンで洗濯機を清掃する正しい方法
オキシクリーンを使って洗濯機を安全に清掃するための手順を見ていきましょう。
以下の手順を守ることで、洗濯機を故障させることなく、効果的に清掃を行うことができます。
2. 「洗い」コースで洗濯機を5～10分間稼働させ、その後約1時間放置します。
3. 汚れが浮いてきたら、ゴミ取り用ネットで取り除きます。
4. 排水し、再度お湯をためる工程を3回繰り返します。
5. 最後に「洗濯槽洗浄」コースを実行して終了です。
まとめ
オキシクリーンを使った洗濯機清掃は、正しい方法で行えば非常に効果的ですが、注意を怠ると洗濯機が壊れる原因となる可能性があります。
特にドラム式洗濯機を使用している方や、長時間の漬けおきを行う方は、十分に注意が必要です。
万能な洗剤であるからこそ、その力を最大限に引き出しつつ、トラブルを避けるための工夫が求められます。
洗濯機を長く使うためにも、適切なメンテナンスを心がけましょう。
日頃の清掃をしっかりと行うことで、いつも清潔で気持ちの良い洗濯ができるようになります。
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