メルカリの返品送料払いたくない！出品者側でも購入者側でも自分持ちは嫌…どうする？

メルカリの取引で悩むのが商品の返品。

売る側でも買う側でも、返品送料は払いたくないというのが本音。
メルカリでは商品を返品することはできますが、送料を相手に払わせるには条件があります。

メルカリ返品送料を負担しなければならないケースや払いたくないときどうすればいいのかについてまとめています。

メルカリで返品送料を払いたくない！

メルカリで売れた商品を返品したいと言われた場合、出品者側は商品に不備があった場合は拒否することができません。

返品に応じたいけれど商品の価格よりも返送の配送料の高い場合は赤字になってしまいます。
赤字になるくらいなら、返品せずに取引をキャンセルすることで、返品送料を負担せずにすみます。

メルカリ返品送料の負担は返品理や返品手続きのやり方などによって変わります。
返品送料を支払うのは出品者、購入者、メルカリ運営の3パターンがあります。

メルカリ返品送料はどっちもち？

基本的にはメルカリの返品で送料を負担するのは「出品者」「購入者」のどちらかになります。

それ以外に「メルカリ運営」が負担してくれるケースもあるので、覚えておくと役に立つことがあるかもしれません。

出品者が払うケース

出品者側に返品の理由があれば返品送料を負担するのがマナーです。

• 出品の商品と違っている（説明と違う/画像と違う/サイズやカラーの間違い/送る商品を間違えた）
• 偽物である
• 梱包に不備があり破損していた

梱包に不備はなく、運送業者原因の破損であれば出品者が返品送料を負担せずにすみます。

出品者が返品拒否できるケース

商品自体や梱包に問題があるわけではなく、出品者都合での返品申請であれば拒否することができます。

• 気が変わった
• イメージと違う
• 商品説明読んでいなかった
• いらなくなった

返品を拒否できますが、人気の商品であれば返品に応じて再出品しても売れる可能性が高いです。

返品送料は購入者側の負担だと伝えて話し合いをする必要があります。

購入者が払うケース

出品者に問題がなく購入者の都合で返品したいという場合、基本的に返品はできません。
返品の依頼をしても拒否されることがほとんどですが返品できる場合は返品送料は購入者が支払います（着払いではなく元払いで返送）。

「ほかでもっと安く購入できた」「気が変わった」「現物をみたらなんか違う」などの理由で返品したい場合は、購入者に責任があります。
マナーとして購入者が払うべきなので、返品送料を負担するから返品に応じてもらえるように依頼しましょう。

勝手に、一方的に着払いで返品してしまうのは絶対にやめましょう！！

メルカリ運営が負担するケース

状況によっては返品送料はメルカリ側が払ってくれることがあります。

• 配送中のトラブル＜メルカリ便利用時のみ＞
• 返品の話し合い中に連絡が取れなくなった
• 同意していないのに一方的に着払いで商品が返品された

配送トラブルによる返品の場合はメルカリ便を使っていないとメルカリ運営での負担はありません。
メルカリ便であれば、出品者にも購入者にも商品代金や送料などの補償があります。

受取拒否できればいいのですが、家族が受け取ってしまうこともあります。
料金が分かるものを捨てないように注意しましょう。

【注意！】メルカリで返品するなら評価はするな

メルカリで購入した商品を返品する場合に一番重要なことは「評価をしない」ことです。

受け取ってすぐ評価をしてしまうこともありますが、開封して商品を確認してから評価するようにしましょう。

受け取り評価は「問題なく取引が終了しました」という証拠です。
あとから問題が発生してもすでに取り引きが終了しているので、ほとんどの場合対応してもらえません。

ゲームや家電は動作確認してから、財布やバッグは開閉したり傷のチェックもしておきます。

メルカリで返品する手順

メルカリでの返品方法～返金までの手順。

商品を確認するまで受取評価はしない！！

1.【出品者に連絡】返品したいという連絡をする

商品を受け取ったら評価はせずに問題ないかをチェック。
問題があれば出品者に連絡します。

・商品が不良品であった/間違っている

・不良箇所の詳しい状況（例：あるはずのパーツがない、サイズが違う、など）

・返品をお願いしたい

この3点を伝えます。

2.出品者が返品を受け入れる

出品者が返品に応じてキャンセルを了承。

3.商品を返品する

返送方法について出品者に連絡する。

らくらくメルカリ便やゆうゆうメルカリ便を使用していて匿名配送の場合は相手の住所がわかりません。
取引メッセージで出品者の住所、氏名を教えてもらいます。

出品者の問題での返品なので送料は出品者もちです。
当然着払いで返送することになるのですが、よくわかっていない出品者もいるので確認しておきましょう。

4.【出品者が報告】キャンセルと商品返却の連絡をメルカリにする

返送後、出品者がメルカリ事務局にキャンセルの申請をします。

購入者側でも申請できますが、出品者から連絡してもらったほうがよいでしょう。

5. 双方合意で取引キャンセル

双方合意のキャンセルであることが確認、商品の返品も確認できれば、メルカリ事務局側で取引をキャンセル扱いにしてもらえます。

6. 商品代金の返金

購入者には購入代金が返金されます。

返金方法は、支払い方法によって異なります。

• クレジットカードで購入した場合…取引そのものがキャンセル
  （締め日を超えていた場合は翌月の返金処理）
• 売上金・メルカリポイントで購入した場合…売上金での返金処理
• 銀行振り込み・コンビニ払いの場合…売上金での返金処理

メルカリで返品送料を自分もちにしたくないならとにかく確認！！

メルカリの返品送料を払いたくないのは出品者も購入者もどちらもです。
無駄な出費をしたくないですよね。

メルカリの返品料金負担は、どちらに問題があるかによって決まります。

売切れる前に買わないと！と焦ると間違いの原因になるので気を付けたいですね。