メルカリの取引後、評価をつける場面で「残念だった」と思うこと、ありますよね。
そんな時に気になるのが、その評価が原因で相手からブロックされたり、仕返し評価を受けたりするリスクです。
今回は、そんなトラブルを避けながら「残念だった」と評価する前に取るべきステップやリスクを回避する方法についてお伝えします。
メルカリでの評価システム「残念だった」の影響は？
メルカリでは、取引が完了した後に出品者と購入者がお互いに評価を行います。
評価は「良かった」「残念だった」の2段階で、取引相手の態度・商品状態・配送のスピードなどを評価基準にして選びます。
評価はメルカリ上での信用にも影響するため、多くのユーザーが「良い」を目指しています。
しかし、時には「残念だった」と評価するしかないような残念な取引があります。
商品が説明と違う、梱包が雑、対応が遅いなどです。
評価は正直に行うことが重要ですが、「残念だった」と評価することで、相手が不快に思い、後々トラブルが起こる可能性もあります。
相手からブロックされたり、悪い評価を返される「仕返し」のリスクが存在するのです。
「残念だった」評価しか付けようがない？
「残念だった」と評価をつける前に、まずいくつかのポイントを考えてみましょう。
評価は一度つけると取り消すことができないので感情的な判断を避けるためにも冷静に対応することが大切です。
コミュニケーションを取る
何か問題があった場合、まずは相手にメッセージで丁寧に説明し、解決策を提案してみましょう。
例えば、「商品が思ったよりも傷んでいましたが、配送の影響でしょうか？」など、相手に非を責めるのではなく状況を確認する形で問いかけると、相手も対応しやすくなります。
故意ではないミスか確認する
トラブルが起こった場合、それが単なる誤解や不注意によるものなのか、悪意のある行動なのかを見極めることが大切です。
たとえば、商品の傷や汚れが見逃されていた場合、相手も気づいていない可能性があります。
故意ではない場合は、「良かった」評価にして穏便に済ませた方がよさそうです。
自分も相手も評価をされることを意識する
メルカリはお互いに評価するシステムです。
そのため、相手からも評価されることを考えて、自分の評価が今後の取引にどう影響するかも考えると良いです。
評価後にブロックされるかも？仕返しもある？
「残念だった」と評価すると、相手からの反応としていくつかのリスクが考えられます。
1. ブロックされる
メルカリでは、相手をブロックすることができます。
ブロックされると、そのユーザーとの今後の取引はできなくなりますし、メッセージのやり取りもできなくなります。
特に、出品者側が多くの商品を取り扱っている場合、今後同じ人と取引したいと考えていた場合でも、ブロックされてしまうとできなくなってしまいます。
2. 仕返し評価を受ける
残念な取引に対して「残念だった」と評価をつけると、相手も感情的になってあなたに同じ評価「残念だった」と返してくることも。
これを「仕返し評価」と言います。
仕返し評価は理不尽なことが多いですが、メルカリの評価は双方が反映されるため、自分の信用に傷がついてしまう可能性があるのです。
リスクを避けるためにできること
ブロックや仕返しのリスクを避けるために、いくつかの対策ができます。
冷静にやり取りする
取引相手に問題があった場合、すぐに「残念だった」と評価するのではなく、まずは冷静にメッセージで問い合わせてみることが大事です。
たとえば、「思った商品とは違いましたが、返金や返品は可能ですか？」といった丁寧な問い合わせを行うことで、相手も落ち着いて対応してくれる可能性が高くなります。
2. 評価は冷静になってから
評価を書くときは感情的にならずに事実をもとに冷静に評価を行いましょう。
「○○が気になったが、商品自体には問題なかった」「配送が遅れたものの、対応は丁寧だった」など、相手が改善できる点と良い点を両方示すことで、相手も前向きに受け止めやすくなります。
3. 事前のプロフィールや評価履歴を確認する
取引をする前に、相手のプロフィールや評価履歴を確認して、トラブルを避けるための参考にすることも大切です。
過去に「悪い評価」が多い相手とは、最初から取引を避けることもリスク回避の方法です。
ブロックや仕返しを受けたら？
取引相手とはそれ以上関わらないことです。
一度ブロックされたり仕返しを受けた相手とは今後の取引は避けるのが賢明です。
メルカリでは数多くの出品者や購入者がいますので、無理に同じ相手と関わり続ける必要はありません。
新しい信頼できる相手を見つけて、気持ちよく取引を進めていきましょう。
まとめ
メルカリで「残念だった」と評価をつけるのは、なかなか勇気がいります。
特に、その後にブロックされたり仕返しを受けるかも、と考えると評価するのも慎重になりますが、相手としっかりコミュニケーションを取ることが必要です。
ネット取引だからこそ、ちょっとした気遣いや配慮が大切になってきます。
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