ある日突然、気がつくとブラジャーに小さな黒い点々が現れ、どれだけ洗濯しても消えないことに悩んでいる方も少なくないでしょう。
ブラジャーの内側の黒ずみはカビが原因の可能性が高いです。
思っている以上にブラジャーのカビは発生しやすいのです。
ここでは、ブラジャーにカビが生える理由とカビが発生した際の適切な対処法、そして予防策についてお話しします。
大切なブラジャーを長く使い続けるための参考情報として、ぜひ活用してください。
ブラジャーにカビが生える原因と対策
ブラジャーは思っている以上にカビが生えやすいということを知っておきましょう。
高湿度の環境
湿度が70%以上の環境はカビの温床となります。
特に梅雨時は注意が必要ですが、クローゼットの中も湿度が高いことが多いため除湿剤を使用して湿度を管理しましょう。
ブラジャーの洗濯頻度
ブラジャーについた汗や皮脂はカビの栄養源になります。
ブラジャーが劣化することを恐れて洗濯を避けがちですが、定期的に洗うことでカビの繁殖を防ぎます。
手洗いが面倒だったり型崩れするのが嫌で、ブラジャーを毎日洗濯しないという人は意外と多いのではないでしょうか。
二日おきに洗っていても、状態によってはカビが生えやすくなるので注意が必要です。
できるだけほかの下着同様に、毎日洗濯するのが望ましいですね。
洗濯後の保管方法
洗濯後はブラジャーが完全に乾燥していることを確認し、湿度の低い場所で保管することが重要です。
中でもパッドは水分を含みやすいので特に注意が必要です。
ブラジャーのカビが引き起こす問題点
カビは見た目の問題だけでなく、肌トラブルの原因にもなります。
特に注意が必要なのは授乳中のお母さん。
自分の肌だけではなく、赤ちゃんへの影響はしっかり考える必要があります。
黒い点々状のカビが生えてしまったブラジャーを着けても、いきなり問題が起こるということはありません。
肌トラブルの原因になる可能性があるので、見つけたらなるべく早く洗濯したり交換することをおすすめします。
カビてしまった肌着を身に着けるのは嫌な気持ちになるので、身に着けないのがいいかと思います。
ブラジャーのカビ除去の方法
もしもブラジャーにカビが生じてしまった場合、洗濯方法によってはでカビを取り除くことが可能です。
塩素系漂白剤は酸素系漂白剤よりも漂白力が強く、色柄ものには使用できません。
色柄ものやデリケートな下着を洗う時は酸素系漂白剤を使うようにしましょう。
手洗いや洗濯ネットを使用した洗濯機でのソフト洗いが推奨されます。
いつブラジャーを捨てるべきか
ブラジャーの寿命は一般的に100回程度の使用が目安です。
見た目だけではなく使用感からも判断して、定期的に新しいものに交換することが健康的です。
漂白剤を使うのに抵抗がある場合は、カビが生えたタイミングで捨てて取り替えるのがオススメです。
ブラジャーのカビ|まとめ
ブラジャーにカビが生えるのは高温・多湿・栄養素が揃った環境下だからです。
日本の湿度の高い環境では特に、日々のケアが重要です。
着用後はすぐに洗い、完全に乾燥させ、風通しの良い場所に保管することを心掛けましょう。
毎日の小さな努力が、長く愛用するブラジャーを守ります。
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