タルトの皮を焼くとき、タルトストーンがないとできない、絶対に必要だと思っていたりしますよね。
でも、家にそんなものがないということも多いと思います。
わざわざタルトストーンを買わなくても家にあるもので代用できたり、タルトストーンなしでもおいしいタルトを焼く方法があるので紹介していきます。
タルトストーンの役割とは?
まずはタルトストーンの役割ですが、タルトストーンはタルト生地を下焼きするときに生地が膨らんでしまうのを防ぐための重しとして使われます。
生地を均一に焼き上げるために、とても大切な役割を果たしているんです。
でも、家に専用のタルトストーンがない場合も、代用品でしっかり対応できますよ。
タルトストーンの代用品
代用品をいくつかご紹介します。
家にあるものでも代用できますよ。
乾燥豆(小豆やひよこ豆など)
乾燥した小豆やひよこ豆などの豆類は、タルトストーンの代用品としてとても優秀です。
焼き終わったら冷まし、袋に入れて次回も使えます。
家に乾燥豆があれば、まずはこれを試してみましょう。
お米
お米もタルトストーンの代わりに使えます。
乾燥豆と同じように、生地の上にクッキングシートを敷いてからお米を乗せて焼くだけです。
お米は細かいので、生地全体にしっかり重さをかけられます。
ただし、焼いたお米はその後調理に使わず、タルト専用にしましょう。
パスタ
乾燥パスタも手軽に使える代用品です。
特にスパゲッティのような細長いものは、クッキングシートを敷いてから並べるだけでOKです。
ちょっと不安定に見えるかもしれませんが、これも効果的に重しになりますよ。
アルミホイルを丸めたもの
アルミホイルを小さく丸めて、生地の上に敷く方法もあります。
形が自由に調整できるので、生地の端までしっかり押さえられるのがポイントです。
軽くて扱いやすいので、急ぎの場合に便利です。
ボルトやナット
使用前のきれいなボルトやナットもタルトの重石として使うことができます。
ビー玉・おはじき
ビー玉やおはじきもタルトストーンの代わりに使うことができます。
100均にタルトストーンは売っていませんが、ビー玉ならあります。
タルトを焼こう!と思いたったものの、タルトストーンがなかったのでビー玉で代用することに。綺麗に洗って乾燥しています。久しぶりにビー玉を買ったなあ。昔は頻繁に買っていたのだけど。と、ビー玉で遊ぶのが大好きだった子のことを思いだす。お彼岸らしいお話。 pic.twitter.com/1RjI8Le4nM
— 砂糖子 (@JeteveuxSuger) September 22, 2020

割れたら怖いので、クッキングシートでしっかり包むのがいいかと思います。
タルトストーンなしで焼く方法
「代用品もないよ!」という方、心配しないでください。
タルトストーンがなくても、生地の膨らみを防ぐためにできることがあります。
手順1:フォークでピケする
生地を型に敷き込んだあと、フォークで全体に穴を開けること(ピケといいます)で、生地が膨らむのを防ぐことができます。
穴から空気が逃げるので、生地が均一に焼けるんです。
手順2:冷蔵庫でしっかり冷やす
生地を型に敷いたあと、冷蔵庫で30分から1時間ほどしっかり冷やすことで、生地が焼いたときに縮むのを防げます。
この方法だけでも、結構きれいに仕上がります。
予備:焼いている途中でピケを追加
焼いているときに確認して、ふくらんでしまうようであればオーブンのとびらをあけてさらにピケ(穴をあける)します。
庫内やタルトは熱く、熱風も出てくるので注意して追加で穴をあけます。
まとめ
タルトストーンがなくても、乾燥豆やお米、パスタ、アルミホイルなど家にあるもので代用できますし、ピケや冷蔵でしっかり対策すれば重しなしでもタルト生地を上手に焼けます。
ぜひ、お家にあるものでタルト作りを楽しんでくださいね。
コメント